一路では国家資格を保有する鍼灸師・柔道整復師による鍼灸施術がメインです。美容整形や整形外科などと異なり、全人的(Holistic)施術を心がけています。使用する鍼はすべて使い捨て(ディスポーザル)です。
目的によって異なる鍼灸の種類 *鍼
美容鍼 0.12㎜(毛穴より小さい鍼) 鍼 0.18㎜~(毛と同等の太さ)接触鍼(刺す鍼とは違い、刺さずにお肌を刺激するもの)置き鍼(丸いシールに短く細い鍼がついたもの)台座灸=土台がついた筒状のお灸(よく知られているのがせんねん灸)箱灸棒灸
鍼を刺したところの反応
身体に鍼をするということは身体に微細な傷をつくることです。人間の身体はメカニズムとして、傷を修復するというプロセスを備えています。傷をつけられたところに血液が注がれ、細胞を修復しようとするものです。血液が集まれば、血行が促進されるということを意味します。細胞・神経・筋肉に血液が届けば、血液はいわば身体によっての栄養なので、痛みや緊張、凝りが緩和されます。
脳から全身への反応
東洋医学で、電車に例えるなら身体には12本の路線があると考えています。電車路線が経絡なら、駅はツボ。このツボに鍼をすることで、脊髄・脳へ刺激が伝わり、脳内の痛みや自律神経をコントロールする中枢に到達します。鍼の反応によって中枢が働き、全身の調整が可能となります。例えば、腰痛がある場合、身体に鍼をすると鍼をしたところに感覚のセンサーが働き、そのセンサーの働きによって脳に信号が送られます。すると脳から痛みを抑える物質が出ます。その物質が背骨(脊髄)を通り痛みのあるところへ届き、痛みのブロックをするのです。
内臓への刺激
内臓は副交感神経・交感神経のコントロールのおよぶところです。 背中には脊髄と呼ばれる神経の通り道があり、内臓の神経の根幹(出入口)はその脊髄付近にあります。 背中や腹に鍼をすることで、脊髄を介して内臓に刺激することができるのです。 また内臓から遠い手足のツボを使い調整も可能です。電車の路線12本はそれぞれ役割分担をしており、身体の不調はこの路線で現れます。例えば胃もたれの場合、胃の不快感のみならず胃の路線上に不調が現れるのです。足のすねに有名な足三里というツボがありますね。これは胃の路線上にあり、消化器によいとされるツボです。(詳しくは今後のインスタで。)
施術後の反応は個人差があり、年齢やその日の体調状態によっても左右します。稀に施術後、身体の重だるさや頭痛等の異変がでる場合がございます。それを好転反応と呼んでおります。鍼灸施術によって身体の流れを変化させたことによっておこるものです。身体が順応しようとする反応でもありますので、ご安心ください。ゆっくりと休息をとっていただくことで、後日回復することができます。
金子 寿理
鍼灸師・エステシャン外資系会社やホテルでのオイルマッサージやエステの勤務を経て、美容鍼灸へたどり着きました。エステで多くの方のお肌に触れることで、美しさは心身が健康であるからだと痛感しました。一生懸命にニキビに良いとされる化粧品を使っても、改善はされず、また繰り返してしまうということです。最終的には体質・習慣を変えていくことがキレイになる近道だと感じました。体質改善の手助けや自律神経の調整は東洋医学・鍼灸が得意とするところです。ぜひ皆さんにも体質改善をすることで、より良い生活を実感してください。
小嶋 恵
鍼灸師・柔道整復師学生時代に部活動で膝を痛め、鍼灸院・接骨院に多く通いました。鍼や手技で痛みを抑え回復に向かう施術に驚きを感じました。社会人以降は腰痛で悩むことが多く、自分自身が施術者になりたいと鍼灸師・柔道整復師の資格を取得しました。卒業後は横浜市の鍼灸院で施術経験を積み、現在に至ります。鍼灸を通じて痛みの緩和・痛まない/痛みにくい身体づくりをモットーに皆さまの健康のお手伝いができたらと思います。安心して鍼灸を受けていただけるよう丁寧な施術をスタッフ一同心がけております。